もうすぐ旧正月
、華人の多いここペナン。旧正月は盛り上がるんでしょう、きっと。
だんだんと街の中に、クリスマスとは違う「赤」の色が増えてきました。
猿(申)の絵柄がついた深紅のTシャツを、もうすでに着て歩いてる人も何人かみかけました。
正月用飾りや食品も所せましと並べられています。
が、私が気になったのはこれ。
そう、ネコヤナギです。
さわると、えも言われぬ心地よさのネコヤナギです。
飾りつけとして旧正月の定番なのか、単にここ数年の流行りの装飾なのかはわかりませんが、正月飾りのコーナーで数回見かけました。
クリスマスと同じで、この暑さの中で、正月の実感はありませんが、このネコヤナギを見た瞬間は「日本の冬」を思い出してしまったんですよ。
実家の庭に木があって、毎年、雪の中でも、「ふわスベ」な実?をつけてるたたずまいを思い出しました。
好きな木の一つでもあります。
中国人も好きなのかなとか思うと親近感がわきます。
思わぬ共通点ということでは、こんなことがありました。
華人のエージェントの人とお葬式の話になった時のことです。
故人を手厚く盛大に弔うのはわかります。何事も中華系は派手ですから。あの世で故人の世話をしてもらうために紙で作った人型を燃やすとか、同じ理由で紙の車を燃やして、あの世での乗り物にするというような風習も、「ありそう」な伝統としてすんなり受け入れられます。
むしろ驚いたのは共通点。
違って当たり前と思っていて思わぬ所で共通点があると不思議な感じがします。
私が以外だった共通点は「四十九日」の法要。
元をたどれば同じ仏教ですから、当たり前と言えば当たり前なんですが、自分の中では「四十九日」ってすごく日本的な死者に対する接し方のような気がしてたんです、ハイ。
7日ごとに7回お祈りし、死者がこの世からあの世へと無事に旅立てるように計らうっていう行事がね。
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