ペナンといえば

ペナンといえばやはり、世界遺産のジョージタウンをさけては通れません。

というか、ほとんど旅行者はここが目当てです。おそらく。

遺産的価値については各自ググって調べてくださいね。

町を歩くと目につくのがウォールアートと呼ばれる壁画です。

「アート」と呼ぶにふさわしいかどうかは別にして、旅行者のスナップスポット、歩いて回るスタンプラリー的役割は十分に果たしているようです。

おしゃれと言われるカフェもあります。

どちらにも興味ありません。

断言してしまいました。

だけどすべての出来事、物事にはその「周辺」部分があります。

見逃がしたくありません。

おしゃれカフェとウォールアート、アメリカンをてんこ盛った欲張りカフェを見つけました。

受付はもちろん駐車スペースすらないのに「ドライブスルー」の文字。

「HORN TO ORDER」が示すように、クラクションを鳴らしてくれたら店から出て来て注文とってくれるというわけです。ただでさえ交通量、渋滞の多いジョージタウンで思い切った商売方法に打って出ています。

マリリンモンローの顔出し看板も直球です。

この店の外壁には有名人が描かれています。

劇画タッチで描かれたハーフ顔の不良はもしや‥

え、エルビス(プレスリー)ということにしといてくれといわんばかりの出来！

ハーフ顔ではなく本物のアメリカ人を描いていたとは。

青白い炎のミスマッチ感もたまらなくゆるせません。

なんか、カツアゲとかしそうです。昭和がわかる書き手がいるということです。

その横には

倒錯したセレブなオカマを描くことで、病んでいる現代を鋭く批評した作品‥

と思ったら、

デップっすね。　　　おそらく。